2021年通常国会 2021年8月28日 −代表 高川 憲之−
【参議院】 複数国籍を持って生まれてくる子供たちは年々増加しています。また、そういった子供たちが成長して社会で活躍するようになっています。テニスプレーヤーの大坂なおみ選手、ゴルフプレーヤーの笹生優花選手など、世界で活躍する有名選手が複数国籍を有しています。政府は早くに対応すべき、という思いを一層強くしています。 2018年3月9日にスイス・フランスに在住する日本人8人が原告となって、複数国籍を容認しない日本の国籍法は違憲であるとして、違憲訴訟を提起しました。一方日本の複数国籍の容認する法改正を求める請願運動は残念ながら今までに法改正までにつながっておらず、この訴訟はそうした停滞を打破するものと期待されています。複国籍PTもこの訴訟を支援しています。 この訴訟の第一審で東京地裁は国の主張を認め、原告の訴えは棄却されました。不当判決です。しかし、原告団は最後まで粘り強く戦い、この裁判を勝ち取ろうと控訴しています。複数国籍の容認を求める請願の継続も、この訴訟を援護するものとなるでしょう。複数国籍の容認を求める声や当事者が多くなればなるほど、それは政府としても無視できないものになっていきます。裁判所もそうした動向を見て、判決への参考とするでしょう。是非とも、今後ともこの請願の署名協力にご理解とご協力をお願いいたします。 |
請願提出を示すコピー
<参議院>
<衆議院>